
実際には、鳥かごの部品を印刷する際には、まずパッドプリンターの下で鳥かごの形状に合わせた部分が転がり、その後スクリーンプリンターを通過します。インクはきれいに塗布されますが、色にばらつきが生じます。これはバッチごとやシフトごとに異なります。9割の場合、問題はインク自体ではありません。光重合開始剤の吸収帯とUVランプのスペクトル出力が一致しないことが原因です。波長が合致しないと、硬化反応が完全に行われず、色素の配向も変わってしまいます。それが色のばらつきの原因です。
技術的に重要なのは何か 私たちは、インクの光重合開始剤が最も効果的に作用する波長、通常は365nmまたは385nmを基準にランプを設計し、スペクトルの許容範囲を±5nm以内に抑えています。スペクトルの一貫性を保つことで、基材全体に均一な照射強度が得られます。未硬化の部分も、過度に硬化した部分もありません。当社の高圧水銀ランプは安定した出力を維持し、5,000時間経過しても5%未満の減衰しかありません。二色反射鏡はエネルギーを熱として放出するのではなく、硬化面に集中させます。
なぜこの方法が有効なのか 鳥かごの部品を印刷する際、色の一致性が合格・不合格の分かれ目となります。波長が合致すれば、所定の時間内に架橋反応が完了し、色素の分散が制御され、ドットのサイズも安定します。その結果、再現性の高いLab*値が得られ、生産速度も向上し、不良品も減少します。また、反射鏡と安定したスペクトル出力により、必要なmJ/cm²のエネルギーが供給されるため、エネルギー消費も削減されます。
現場での注意点 ランプはプリンターの反射鏡の形状やシャッターの間隔に合わせて選ぶ必要があります。適切でない反射鏡を使用すると、エネルギーが無駄になり、熱点が発生します。基材の耐熱性も確認する必要があります。オゾンフリーのランプでも赤外線は放出されます。ほこりが多い環境では、石英窓のメンテナンスを考慮する必要があります。フィルムの付着によりエネルギーが散乱し、実際のスペクトルが変わってしまいます。また、事前に正確なコネクタやアーク長を指定しておくことで、後から修正作業を行う必要がなくなります。